色んな人に支えられて創った自分の長編映画初監督作品「いつくしみふかき」が2019年度のゆうばり国際ファンタスティック映画祭のコンペ部門で残り6作品にまで残ることが出来ました。
構想はもう六年前?何度も何度も頓挫しかけてはギリギリの所で色んな方に手を差し伸べていただき、助監督生活で同じ釜の飯を食べたスタッフ、アホ助監督の初監督作品だからと出演を快諾してくださった大先輩キャスト陣、そして長野県飯田市、遠山郷を中心に本当にたくさんの人に支えられて完成した今作。800回くらい気が狂いそうになりながら、でも本当に丁寧に愛情を込めて創りました。
しかし目標にしていた去年の東京国際映画祭にはノミネートされませんでした。
それが本当の本当にショックで「世の中そんなにうまくいかない」と。
トンネルは長く、今日現在夏から秋に予定している東京公開の映画館も決まっておりません。
そんな中ダメ元で出品したゆうばり国際ファンタスティック映画祭さんからの吉報!もうここにすがるしかない!
創っただけでは意味がない!なんとか皆様のもとへ!
「夕張通ったで!」と母に電話した時、「ほんまに?今日も近所の神社にお願いしといてんで」と言われ33にもなって泣けてきました。
ここからが「いつくしみふかき」最終章。
3月7日から10日までの間たくさんの仲間の想いと共に北の大地へ行ってまいります。
数多の地獄の先には光あるものと信じて、天国のじいちゃんばあちゃん、伊藤茂雄さんが見守ってくれていると胸を張って。
GOGO夕張!